サラセニア プルプレアの花言葉、花の構造と受粉の仕方【食虫植物】

 

サラセニア プルプレアの花

 

まだ日向では暑く感じるけど風は涼しく心地よい、
そんな秋のはじまりを感じさせる9月の中旬に、サラセニアのお花が咲きました。

花芽が順調に育ち、思ったよりもすぐに開花。
茎がもっと伸びるかと思っていたのですが、そこまで伸びず葉と同じぐらいの背丈です。
赤くて個性的なお花です。
サラセニアの花言葉は「憩い」「風変り」「変わり者」。
見たまんま風変り、いいですね。
こんなに不思議な構造をしているお花があるなんて、小学校の理科では習わなかったです。
近づいて香りをかぐと、ユリのような甘くていい香りがします。
そこまで強くないので部屋の中に充満するというほどではない。
この香りはたしかに憩いですね。
 

サラセニア プルプレアの花のアップ
 

本来なら、この香りにつられてやってくる虫が受粉をしてくれるのでしょうが、我が家は室内管理のため都合の良い虫はおらず。(都合の悪い虫がたまに出ます)
綿棒で受粉をしてあげました。
調べたら開花後すぐにやると成功率が高いとのことですが、花を切ろうか種を作らせようか迷っていたら出遅れて昼過ぎになってしまいました。

こんな時期に咲いてしまったお花、これから冬だというのに種は稔るのでしょうか…

お花の構造や受粉方法について、調べたらいろいろなサイトやyoutubeが出てきました。
ざっくりまとめるとこんな感じです。

サラセニアの花の構造、受粉の仕組み

雌蕊(めしべ)が傘を逆さまにした様な状態で、黄色い見慣れた姿の雄蕊(おしべ)を囲っています。
その傘の中に花粉が落ちて溜まります。
花粉を求めて傘の中に入った蜂などの虫が、花から出るためには雌蕊(めしべ)の先端に5つある柱頭(ちゅうとう)に触れざるをえなく受粉するという流れのようです。
自然界というのはよくできていますね。

種ができるか分かりませんが、花は切らずに株の様子を見ていこうと思います。

【過去の記事】サラセニアに花芽が付いたときの様子はこちら

コメント

  1. お気軽にコメントしてくださいませ!
    サラセニアの花びらは散ってしまいましたが、傘部分と種になる部分は元気にしております!

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