ハバネロ栽培記録① 東京のベランダで苗から育てたレポート

赤くなり始めたハバネロの実

昨年、唐辛子類(鷹の爪・ハバネロ・キャロライナリーパー・ジャマイカンイエロー・ハラペーニョ)の栽培にチャレンジしたのですが、鷹の爪2本しか結実せず...
その時の失敗して悲しかった気持ちをバネにして今年もチャレンジしました!

5月中旬
ハバネロの苗購入・植え付け

プランター植えのピキーニョとジャマイカンイエロー、ハバネロ

ベランダのプランターに植え付けた状態です。

まずは近所のお花屋さんでハバネロの苗を150円で入手。
ピキーニョという可愛い品種(左)と、ジャマイカンイエロー(中央)を350円で買いました。
ハバネロ(右)はすでに結構大きくなっています。

【苗選びのポイント】

・葉っぱが多くて茎が太い株を選ぶようにしましょう。
・虫がいないかもよく見ておきましょう。

【ハバネロの植え付け時の注意点】

植え付け時は、鉢の土もポット苗の土もよく水を含ませておくことが大切です。
植える穴にもじょうろで水をたっぷり入れ、苗もバケツの水にドボンと漬けて水をよく吸わせてから植えます。

そうすることで、植え付け後にちゃんと根付くそうです。

あればオルトランも入れましょう!

今回はスリット鉢ロングタイプ(直径:115mm×高さ:136mm)を使用しました。
このスリット鉢は、水はけがよく根張りもよくなるので今では愛用しています。

スリット鉢

5月下旬~6月
ハバネロの成長・支柱を立てる

背丈が大きくなってくると枝分かれして3股ぐらいに分かれます。
※脇芽を摘んで3本仕立てにします。

そうすると枝の重みや強風が原因で折れてしまう為、対策として支柱を立てます。

【ハバネロの支柱の立て方】

枝に沿うように、枝の本数分立てるのが基本です。

唐辛子・ハバネロの支柱の立て方

ただ、それぞれの枝の重みや成長具合、育てている環境によっては支柱は少なくても平気です。

唐辛子・ハバネロの支柱に結ばれている様子

我が家のハバネロは3股に分岐してますが、支柱は1本でメインの部分を支えているだけです。
かなり強風(ビル風のような)があたるベランダなのですが、支柱をしっかり沿わせて固定することでなんとかなっています。
※危ない場面はありましたのでオススメはしません。

6月上旬~7月
ハバネロの開花・人口受粉

いよいよ株が大きくなり40㎝ぐらいの背丈になりました。
この頃には花芽がたくさん付いていて、一番花が咲きます。

唐辛子・ハバネロの一番花の摘み取り

一番花は受粉しないことも多いし株の体力を消耗させてしまうそうなので、開花前に摘み取ることが多いようです。

一番花を摘むのは悲しいですが、そのあと数日もすればに各枝の分岐点に花がちらほらと咲き始めます。
畑なら放置でも受粉すると思いますが、ここは東京のベランダ。
アリや蜂などの虫が来ないので人の手での受粉が必要です!

【ハバネロの人工授粉の方法】

  1. 朝~午前中に作業をします
    (※夜だと朝出た花粉が飛んで行ってしまう為)
  2. 筆や綿棒などで、めしべの周りをぐるっと2周ぐらい触る
  3. おしべから花粉が出ていることが目視できれば、成功率UP

経験則ですが、気温が上がりきっていない梅雨どきや7月上旬は花粉が出ていなく、受粉率が悪い気がします。

今育てているハバネロも7月上旬までは花粉が目視で確認できず、いくら筆で触っても受粉しませんでした。
受粉していないお花は、翌日か長くても翌々日には茎から落ちてしまうのですぐに分かります。

花が茎から落ちず、花びらだけ散った場合は受粉していることがほとんどです!

また、唐辛子の種類によっても花粉の量が多かったり少なかったりする印象です。

ハバネロの実がなり始めいてる画像

鷹の爪・ハバネロ・ジャマイカンイエローは黄色い花粉が出ているのが良く分かりますが、ピキーニョは花が小さく花粉もわずかで分かりません。

でも受粉を手伝ってあげたからか、ちゃんと実をつけています!
逆にジャマイカンイエローはまったく結実していません。涙

ピキーニョはこんな感じで可愛い実がなります。

ピキーニョ

7月下旬
ハバネロの実がたくさんなる

いくつも結実して、小ぶりな実からもう大きい実までたくさん出来ています!

最初の画像のように少し赤くなったのは、実ができてから3週間ぐらいたった7月下旬です。
だいぶ時間がかかりました。

昨年失敗した理由もなんとなく分かってきたので書きたいのですが、分かったと言っても水やり程度なのでまとめるか分からないです。
次回は赤くなった実の実食レポートをしたいです。

ハバネロの実がなり始めている画像

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